子どもの病気と思われがちな手足口病ですが、大人が感染することもあります。

事実手足口病の患者数の約9割は5歳以下の乳幼児なのですが、成人した大人が感染する比率は少ないですが確かに存在します。

そのため一概に子どもの病気と言い切ることはできません。また大人は子どもの場合より重症化しやすいのが特徴です。

今回は大人が手足口病に感染した場合の、初期症状と治療法などについて解説していきます。

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手足口病は大人にも感染するの?感染経路は?

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感染経路は主に3つあります。

・飛沫感染
・接触感染
・糞口感染

飛沫感染

感染者のくしゃみや咳によって唾液に含まれているウイルスが飛散し、これが近くにいた人の目や口の粘膜につくと感染します。風邪やインフルエンザと同じようにマスクをして感染を防ぐことが重要です。

接触感染

感染者が触ったエレベーターのボタンや手すり、ドアノブなどに触ってその手で目や口などの粘膜に触れると感染します。直接感染者と接触しなくても感染する可能性があるので、注意が必要です。

糞口感染

感染者の排泄物にもウイルスが含まれているため、排泄物を処理した時にウイルスが口に入ると感染します。トイレの後に手洗いが不十分なまま食べ物を食べたり、調理したりすると感染のリスクがあります。特に感染した子どものオムツを交換するときに感染することがあるでしょう。オムツは一日に何度も変えることなので、普段以上に手洗いを入念にして清潔を心掛けましょう。

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手足口病の大人の初期症状とは

大人が手足口病に感染したときの初期症状は、子どもより重くなると最初にお伝えしました。

子どもは発熱しても38度以上の微熱ですが、大人の場合は患者の30%が40度近い高熱になり、発疹が指先へも広がり痒みも伴うことで1~2カ月すると爪が剥がれてしまうこともあるようです。

また子どもと同じように手足や口の中に発疹や水疱が出て、頭痛筋肉痛悪寒といった風邪のような症状も起こります。

以上のように子どもの場合と比べると、かなり重症化する例があるということを覚えておいてください。

手足口病になった大人の治療法は?うつる期間はどれくらい?

この病気には特定の治療薬や予防薬がないので、確立された治療法はありません。

つまり手足口病には残念ながら特別な治療法がないのです。回復への一番の近道はゆっくり安静にして自然に治るのを待つこと、自然治癒を待つことになります。

症状が発症してから約10日間は、個々の症状に合わせた対症療法によって症状を和らげることが一番の治療法になります。

基本的には症状を抑えるための対症療法が行われますが、大人の場合は発症したら1週間から10日で症状が落ち着いて自然治癒することが多いようです。

一般的な対症療法

口の中の水疱

イソジンのうがい薬でうがいをします。重症の方は口内炎治療薬が使われることもあります。

手足の発疹、水疱

痒みが強いときは抗ヒスタミン薬が病院で処方され、高熱が出たときは解熱鎮痛剤が処方されます。つまりここの症状に応じて症状を抑えていく治療になります。また高熱のために脱水症状が出た場合は点滴をすることもあります。

感染率が高い期間は発症してから10日から2週間ほどになります。ただし症状の全く出ていない潜伏期間中も感染力が強いので、あなどれない病気と言えるでしょう。

まとめ

自宅で安静にすること、イソジンや塩水でうがいをする、抗ヒスタミン薬を手足に塗るなど自宅でできる対処方法をご紹介しました。とは言っても症状が深刻で中々治らないと思ったら病院で診察してもらいましょう。何事も早期発見が大切です。

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