成長痛って5歳とか6歳でもなることがあるの?足が痛いと泣く子供を見て、そんな驚きを持ったことはありませんか?
実は、幼児の成長痛は5歳や6歳でも十分に起こりうることだったのです。
今回は、子どもの成長痛についてまとめてみました。
Contents
成長痛で幼児が泣くことってあり?原因は?
成長痛を聞いたことがありますか?
医学的な見地からは成長痛という病名はないのですが、3歳から11歳ごろまでの原因不明の痛みを総じて成長痛と呼ぶことがあります。
幼稚園や保育園に通っている子供さんでも十分に成長痛が起こることがありますし、小学生でも11歳くらいまでは成長痛とも取れる痛みを訴えることが多々有ります。
我が家でも、5歳の娘がこの前から足が痛い〜と痛みを訴えたので、色々と原因を探りお医者さんへ行ったりしましたが、そこで成長痛でしょうと言われたのです。基本的には、医学的治療をする必要はなく、時期が経てば痛みは治まっていくということでした。
なぜ成長痛が起こるの?
成長痛が起こる原因として医学的には解明されていませんが、身体的な疲れによる痛みと精神的に不安を抱いていることからの痛みが発生するのではないかと考えられています。
身体的な疲れによる痛み
日中に保育園や幼稚園で思いっきり外遊びしたときなど、動き回って疲れが出た時に成長痛を訴えるお子さんが多いです。
また冷房などに当たって冷えた時や疲れすぎた時に、夕方や夜にかけて痛みを訴えることがあります。
精神的に不安を抱いたことからの痛み
精神的に不安を抱き、親に”構ってほしい”とか”自分に目を向けてほしい””甘えたい”という気持ちが隠れている時に痛みを訴えることがあります。
・下に子どもが生まれて甘えたりない
・母親が働き始めて家を空けることが多くなった
・両親のどちらかが神経質である
最近、子どもさんの周りに思い当たる原因はありませんか?
成長痛はいつ痛みを感じることが多い?
成長痛の痛みですが、夕方から夜にかけて痛みを感じることが多いです。
時には、昼頃から痛みを訴える子もいるようですが、家に帰ってほっと一息ついた夕方や夜に痛い痛いと泣き出すことがあります。
30分から1時間程度痛みを訴えますが、ある程度の時間が経つとケロッとしているのも特長です。
成長痛で幼児が痛みを訴える部位
成長痛で幼児が訴える体の部位ですが、
・膝
・足の付け根
・くるぶし
・かかと
・腕
などがあります。
手の甲が痛い・・・と珍しい場所に成長痛を感じる子供もいます。
我が家の5歳になる娘は、足の付け根とくるぶしが痛いと仕切りに訴え泣いていました。毎日ではなく、2−3日置きや忘れかけた頃に痛い!と言い出すことがありました。
部位的にも、頻度的にも成長痛だと思われます。
もし、1週間以上毎日痛みを訴える場合は、違う病気が潜んでいる可能性がありますので、至急病院へ行って検査をしてください。
私のママ友は、8歳になる娘さんが成長痛だと思っていたら、足の付け根に水が溜まっていたことがあったそうです。
成長痛だと思って放っておいてしまったら、、、大変なことになります。長期間痛みを訴える場合には、別の病気が潜んでいる場合もありますので、注意が必要です。
成長痛で幼児が痛がる場合に我が家がした対処法
成長痛で痛がる娘に我が家がした対処法が幾つかあります。
我が家がした対処法
・痛いよね・・・と気持ちに寄り添ってやる
・痛がる部位をさすって、痛いの痛いの飛んでいけ〜とする
・湿布を貼ってやる
・マッサージをする
・痛いと泣いているので、ぎゅっと抱きしめる
娘の場合は、ここ1ヶ月ほど学校でトラブルを抱え、腹痛を訴えていたりしていたので成長痛でも精神的な不安が影響していることがハッキリと分かっていました。
そのため、
“ママはちゃんとあなたのことを見ているんだよ”
“ママはあなたのことを愛しているんだよ、可愛いと思っているんだよ”
”ママはあなたの笑顔が見たいな”
など、娘の痛みをしっかりと受け止め、向き合うように対処しました。
気持ちに共感する
精神的な不安を抱えている子供には、”気のせいだよ”とか”すぐ治るよ”など突き放した言い方ではなく、”痛かったよね”とか”よしよし”など、子供の痛みを共有する姿勢を見せると子供は安心します。
幼児期の子どもは、不安な気持ちを言葉にしてなかなか話せるものではありません。
それが、”痛い”という違う言葉になって、ママやパパに訴えているのです。そのサインをしっかりと見逃さないようにして、受け止めてあげるようにしましょう。
関連記事:子供のインフルエンザ!主な症状と気をつけるべき怖い合併症
成長痛の子供を持つ親へアンケートした結果
成長痛を経験したママさんたちに、どんな感じだったかアンケートを取ってみました。
ぴーこさん
成長痛を訴えた時の子供の年齢:5、6歳
成長痛を訴えた時間帯:夜間
成長痛に対するエピソード:
夜泣きのように足を痛がることが多かったので、マッサージしてあげて、枕に足をのせて高くして寝かせていました。
とーしゃんさん
成長痛を訴えた時の子供の年齢:5、6歳
成長痛を訴えた時間帯:夜間
成長痛に対するエピソード:
夕食時位から違和感が始まり、7時過ぎ頃には痛みが強くなってきてズキズキというよりズンズンと響く感じに痛がっていました。お風呂などで特に痛みが強いふくらはぎなどをマッサージしてあげると楽になるようでした。
さおりさん
成長痛を訴えた時の子供の年齢:5、6歳
成長痛を訴えた時間帯:夜間
成長痛に対するエピソード:
日中は忙しく動き回っていたり楽しげに遊んでいたのに、夜になってホッと一息ついた時などに、関節部分の痛みを訴えることが時々ありました。ただ、泣くほどひどく痛むようなことは我が子の場合には無かったです。対処法としては、入浴時に湯船の中でマッサージしたり、反対に保冷剤で冷やしてみたり、私がなでたりと色々しました。私がそうやってかまって世話を焼くと症状が和らぐことも多かったので、精神的なものもあるのかなと感じました。
ミカママさん
成長痛を訴えた時の子供の年齢:5、6、7歳
成長痛を訴えた時間帯:夜間
成長痛に対するエピソード:
夜布団に入って寝ようとしているときに膝が痛いというので、大きくなるから痛くなるんだよと言って膝を撫でてあげたりしました。自分がこれから大きくなると思ったら子供もうれしいし、痛さも和らぐんじゃないかと思います。
まーちゃんさん
成長痛を訴えた時の子供の年齢:6、7歳
成長痛を訴えた時間帯:夜間
成長痛に対するエピソード:
基本はあまり動かさないようにし、それでも痛みが長引くようだったら湿布をしてます。
まとめ
幼児期でも十分に起こる可能性がある成長痛。
意外な原因で痛みを感じることがあるんだなということが分かっていただけたでしょうか?
子どもが痛い!と成長痛を訴えてきた場合は、しっかりと子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。
スポンサードリンク