甘酢に漬けたらっきょうは、カレーライスの薬味としてピッタリ。
子どもの頃は苦手だったあの味も、今では好物の一つになりました。サクサクした食感と独特の甘酸っぱさがくせになります。そんならっきょうを沢山生産している鹿児島県の人たちは、生のままで食べることが多いそうです。
らっきょうの歴史は古く、平安時代から薬用として使われていた栄養の多い食べ物。
今回は美味しいらっきょうを自宅で漬けるにふさわしい時期やレシピについて、ご紹介していきます。
Contents
らっきょうの漬け方にぴったりの時期と期間は?
らっきょうを漬けるのに一番いい時期は、らっきょうの旬である6月から7月頃です。
旬のものは何でも美味しく頂けますよね。ただこの時期にこだわる必要はなく、らっきょうをもらったり今まで漬けていたものがなくなったら、また新たに漬けて大丈夫です。
またらっきょう作りのらっきょうを漬け汁に入れてから、食べられるようになるまでの期間は約2週間くらいです。
漬けてから2~3日で食べることもできますが、味がまだしっかり馴染んでいないので、最低でも2週間は冷蔵庫で保存しておきましょう。
らっきょうの漬け方!簡単にカリカリにするには?
カリカリらっきょうは本当に美味しいですよね。
何個でもポリポリ食べてしまいそうですが、らっきょうには甘酢漬けの他に塩漬けや醤油漬けなどさまざまあります。
今回は基本の塩漬けでカリカリに作る方法をご紹介します。ちなみにスーパーで売られているらっきょうは、既にキレイに洗ったものと土付きのものがあります。歯ごたえを意識するなら収穫されたままの土付きらっきょうがおススメ。
よくらっきょうのカリカリ漬けと聞くのは、ほぼ土付きらっきょうで漬けられています。
作り方
② 根っこの部分と茎の部分を切り落とす。根っこの部分はギリギリで、茎の部分は少し長めに切りましょう。ギリギリにするのは切り口が大きいと、漬けている間に味がしみ込み過ぎてしまい、カリカリ感がなくなるため。
③ らっきょうの薄い皮を剥いてさっと洗う。この時水を吸っただけでもカリカリ感が減るので、あくまでもサッとです。
④ 下漬けします。塩を一つまみ入れる。これはらっきょうの水分を出して芽が出ないようにし、長持ちさせるため。
⑤ 一晩置いて、さっと水洗いして余分な塩を流します。この時もサッと洗うのがコツです。
⑥ 鍋にお湯を沸かして、ザルにらっきょうを入れて10秒くらいくぐらします。
⑦ お湯を切って冷めたら出来上がり。
この後は甘酢漬けにしても良いですし、醤油漬けにしてもOK。そのまま食べても大丈夫です。
大量に作って容器に移すときは、容器を熱湯消毒してからにしましょう。これで長期保存ができます。
らっきょうの漬け方基本レシピ
カリカリした美味しいらっきょうは、自宅でも簡単に漬けることができます。
らっきょうの基本レシピ
材料
らっきょう 1㎏
水 3カップ
粗塩 約70g
鍋と保存瓶
① らっきょうを水洗いして薄皮を剥いたら、根っこと芽を切りそろえます。
② 水と粗塩を入れた鍋をひと煮立ちさせたら冷まします。
③ 熱湯消毒した保存瓶にらっきょうと②を入れて完成。
まとめ
らっきょうを頂いたり買ったら、出来るだけ早く塩漬けまでしてしまうのがカリカリ食感を失わないポイントです。味付けはお好みで調整すると良いでしょう。
また一度塩漬けしてから甘酢や梅酢に漬けると、カビが生えにくくなるそうです。
他にも子どもも食べられそうなはちみつ漬けや、醤油漬けもあります。家族で美味しく食べたいですね。
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