おたふく風邪はいつまでうつる？学校の出席停止と幼稚園を休むべき期間

子どもがかかる一般的な病気の一つにおたふく風邪があります。
ほっぺたやあごの辺り、耳の下などが膨らみ高熱が出るという話を一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。

左右両方腫れる場合もあれば、片側だけの場合もあります。おたふく風邪になると幼稚園や学校を休ませますが、ただの風邪ではないので学校保健法のもと、出席停止期間が設けられています。自分のお子さんがまだおたふく風邪にかかっていないなら、事前に調べておくと良いでしょう。

今回はおたふく風邪はうつるのか？また休むべき期間などについて解説していきます。

スポンサードリンク

Contents

1 おたふく風邪はいつまでうつる？出席停止とは
- 1.1 いつから出席できるの？
- 1.2 おたふく風邪にかかった時の過ごし方
2 おたふく風邪で幼稚園や学校をいつまで休むべき？
- 2.1 学校や幼稚園を休むか否か！？
- 2.2 一体、いつまで学校や幼稚園をお休みさせるの？
3 おたふく風邪の痛みはいつまで続くの？
4 まとめ
5 More from my site

おたふく風邪はいつまでうつる？出席停止とは

医療機関へ行くと、年明けからおたふく風邪に罹患している子供たちの話を聞くようになりました。

昔からおたふく風邪には出席停止期間が設けられていましたが、2012年4月1日からその出席停止期間が変更されました。

それまでは、おたふく風邪の特徴である耳の下にある耳下腺の腫れが、完全に無くなるまでと定義されていました。でも完全に腫れが治まるのに人によってバラバラで、最長2週間ほどかかることもあったようです。

いつから出席できるの？

各学校によって対応は様々ですが、決められた期間では最短5日で幼稚園や学校に通えるようになりました。

5日間もするとおたふく風邪のウイルスはほぼ無いとされているので、移る心配はもちろんありません。そのため、小学校や保育園、幼稚園ではかかった日を０日とし翌日を1日として５日間の出席停止とする学校が多いです。ただおたふく風邪で出席停止になっている間は、腫れは引いていないのでこの期間は人に移してしまう可能性がありますので、外出は避けるべきでしょう。

おたふく風邪にかかった時の過ごし方

自宅で過ごすことが最適です。熱もなく元気であればずっと寝かせておく必要はありません。

お友達ママのお子さんは、保育園は休んだもののいたって元気いっぱいで、家の中で騒いでいたようです。

例え元気いっぱいで騒いでいても、痛みがあると食事ができにくくなります。よく噛む必要のない柔らかいお粥などを食べさせて、水分補給をしっかりしましょう。

おたふく風邪になると唾を飲み込むのも辛くなりますので、ゆっくりとしたペースで食事を取れるように工夫しながら食べさせてあげるようにしましょう。

おたふく風邪で幼稚園や学校をいつまで休むべき？

おたふく風邪は人に感染する病気なので、外出は控えます。

学校や幼稚園を休むか否か！？

もちろん幼稚園や学校も休ませます。働いているママさんだと大変ですよね。子どもの世話を頼める人がいなければ、ママも仕事を休まなくてはならなくなるので、一体いつまで休ませるの？と疑問が出てきます。

スポンサードリンク

一体、いつまで学校や幼稚園をお休みさせるの？

一般的におたふく風邪の症状は熱が3日から4日ほどで治まり、顔の腫れは１週間程度で引いていきます。子どもは熱が下がると元気になる子も多いようです。

アドバイザー

ただおたふく風邪は感染症であることを忘れないで下さい。外出や登園、登校する際は必ず医師の許可を得て診断書をもらいます。

勝手に登園や登校して友達にウイルスを移してしまいかねませんからね。

おたふく風邪の痛みはいつまで続くの？

おたふく風邪の痛み

おたふく風邪の症状として耳の下にある耳下腺が腫れます。ここは唾液が作られる部位です。その耳下腺が炎症を起こすので唾液が口の中に流れ出にくくなり、耳下腺に溜まってしまいます。このため唾液が分泌されるときに痛みを伴うことがあります。唾液がよく分泌するのは食事のときもそうですが、無意識のうちに１日中唾液は分泌して口の中を潤してくれています。ということは１日中痛みがある…ということです。

唾液の分泌量が減ってしまうと口の中が乾燥してしまい、口内炎や舌炎もできやすくなり食事のときは水分が欠かせなくなります。