おたふく風邪を始め水疱瘡、麻疹は幼い子どもがかかる感染症としてお馴染みになっています。大人になってから感染すると重症化しやすいと言われているので、小さいうちにかかっておくべきもので、予防接種を受ける人も多いでしょう。

おたふく風邪の場合、耳の下が腫れて痛みを伴います。熱も出るので親としても心配になりますよね。通常1週間程度で腫れは治まるとされていますが、この腫れはまたぶり返すことはあるのでしょうか?

そこで今回は、おたふく風邪の腫れについて、詳しく解説していきます。

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おたふく風邪の腫れってぶり返すことあるのでしょうか?

おたふく風邪はムンプスウイルスに感染したことで発症する感染症です。

実際、感染したかどうかは血液検査をしないと分からないのですが、保育園や幼稚園でおたふく風邪が流行していて、その後に子どもの顔が腫れてくるようなら、おたふく風邪を疑っても良いでしょう。

感染すると2,3日で腫れが治まることはなく、通常1週間は腫れが続きます。両側の頬が腫れることもあれば、片方だけの場合や片方ずつずれて腫れてくるケースもあります。一度おたふく風邪に感染したら、もう感染することはありません。

そのため以前に耳下腺が腫れておたふく風邪に感染したと思っていたのに、また同じ箇所が腫れるのは「反復性耳下腺炎」かもしれません。これはおたふく風邪同様に、耳下腺が数か月から年単位で腫れて、それを繰り返す病気です。

他にも腫れが引いたと思っていたのに、実はまだその腫れが完全に治っていなかったとか、つばを飲み込むと喉が痛いのなら扁桃腺が腫れていることも考えられます。

おたふく風邪の腫れはいつまでの期間かかる?

おたふく風邪の腫れの期間

耳の下から顎にかけて腫れてくるおたふく風邪は、一般的に1週間から10日ほどで腫れが治まってきます。ただ個人差があるので2日ほどで治る人もいれば、1ヶ月以上腫れが続くケースもあるようです。

おたふく風邪に感染すると耳下腺が腫れるので、食べ物や飲み物を飲み込むときに痛みを伴います。そのため中々食べ物を受け付けてくれないお子さんもいるでしょう。このように痛みの度合いにも個人差があるので、子どもの様子をよく観察して医師に正しい状態を伝えることが大事です。

おたふく風邪による耳の痛み

またおたふく風邪による痛みが治っても、耳が痛いという子どもがいます。これはムンプスウイルスが耳下腺で活動しているため、他の合併症を引き起こしてしまう場合があるためです。

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その1つに髄膜炎があり、耳が聞こえなくなることもあるので油断はできません。実際、新聞に掲載されていた記事によると、おたふく風邪が原因で両耳が難聴になった人が2015年から2016年の過去2年で14人もいるそうです。また、片耳の難聴も300人ほどで、全国では沢山の人に後遺症が出ているようです。

それにおたふく風邪が治って1週間後に耳鳴りを訴える子どももいるようです。このようにおたふく風邪が治った後も、子どもをよく観察して気になる症状が出たらすぐ病院を受診しましょう。

おたふく風邪に伴う発熱は3日ほどで下がりますが、それ以上経っても熱が下がらないときは合併症の恐れもあるので、早急に医師に診てもらうことをお勧めします。前述の通り10日以上腫れが引かないのは反復性耳下腺炎かもしれないので、病院で確認してもらいましょう。

おたふく風邪の腫れと感染力は?

おたふく風邪はその感染力はそれほど強くなくても、あっという間に広がって流行する傾向にある病気です。その理由の1つに飛沫感染があります。感染者の咳やくしゃみが飛び散り、空気中に飛散した粒子を吸い込むことで感染します。

そして接触感染もあります。直接感染者の体液や血液に触れて、その手で自分の目や口を触ることで感染する直接感染と、ウイルスが付いたタオルやドアノブに触れて、それが体の中に侵入して感染する間接感染があります。つまり感染症の予防にはうがい手洗いが欠かせないということですね。

またおたふく風邪は学校保健安全法の下、感染したら一定期間の出席停止が義務付けられています。おたふく風邪の場合、腫れてから少なくとも5日間は登園禁止になっています。

おたふく風邪はいつまでうつる?学校の出席停止と幼稚園を休むべき期間

おたふく風邪の2大症状をおさらいしてみると、発熱し38度以上の高熱が出て耳下腺が腫れます。初期段階では首の痛みを訴えたり、頭痛がして食欲が落ちる、幼い子どもの場合は痛みのため機嫌が悪くなるという症状が現れます。

まとめ

風邪やインフルエンザのように、おたふく風邪にもうがい手洗いの徹底が大切です。それに接触感染する病気なので、子どもが感染したら同じタオルを使わないことや、マスクをして二次感染を予防することも大事です。

ムンプスウイルスはアルコールや次亜塩素酸ナトリウムで消毒することが可能です。そのため自宅では随時アルコール消毒に気を付けると良いでしょう。またおたふく風邪は子どもだけではなく、大人も感染する伝染病で、しかも大人の場合は重症化する可能性が高いと言われています。

感染していない大人が家族にいるなら予防接種を受けるか、うがい手洗い、マスクの使用、アルコール消毒で予防していきましょう。

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