子どもが外で遊ぶ機会が多くなる夏。そうすると毎年注意されるのが熱中症ですよね。
親として炎天下で遊ばせたり、スポーツをさせないよう気を配ることも大切ですが、子どもは大人のように日陰を好んだり、こまめに水分補給はしないもの。
かと言って熱中症の症状が出てからでは遅いので予防が大切です。
今回は熱中症対策の飲料水の作り方についてご紹介します。
Contents
熱中症対策に良い飲料水の作り方
脱水症状を避けるには水分の補給が一番です。
ただ市販のスポーツドリンクにはアミノ酸など水分や塩分意外の成分も含まれているので、熱中症予防には適さないこともあります。
そこでおススメなのが手作りドリンク。
自家製の経口補水液は買うより安いですし、何より安心して子どもに飲ませられます。
大切な子どもの体を守って夏を楽しく乗り切りましょう!
経口補水液って何?
簡単に言うと食塩とぶどう糖を混ぜて水に溶かした飲料水です。
これを飲むと小腸で水分吸収がスムーズに行われるので、下痢や嘔吐、発熱などの熱中症の症状に効果的。
体に必要なミネラルと糖分を効率よく摂取して、脱水症状の予防を助けてくれます。
作り方はとっても簡単なので、一分くらいで誰でも作れますよ。
経口補給液の作り方
材料
水500ml、砂糖20g、食塩1.5g
作り方
全ての材料を混ぜるだけ。
もし味が薄いと感じたらレモンやオレンジを入れてもOK。
応用編
小さな子どもには砂糖やはちみつなど、糖分を多めにしても◎。
外でスポーツなど活動をしている子どもには、汗で大量に失われている塩分を補給するため食塩を少し多めに入れましょう。
味が薄いと言われたらグレープフルーツやはちみつを追加します。その子の状態や好みに合わせてアレンジすると飲みやすくなりますよ。
熱中症対策の飲料水!基準は何?
熱中症対策の飲料水はどんな水でもいいわけではありません。
砂糖が沢山入った甘いジュースは予防対策には不向きですし、緑茶やコーヒーにも利尿作用があるので水分補給には適していません。
ベストなのがただのお水です。
このお水をできるだけ毎日こまめに摂るのが良いとされています。
理想の水分補給回数は?
理想は一日8回くらい
どの時間帯が良い?
起床時、朝食時、10時、昼食時、3時のおやつの時間、夕食時、お風呂の前後、そして寝る前です。
1回に飲む量は?
一回に飲む量はコップ一杯ですが、子どもは遊びに夢中になっていたり面倒くさがって、中々飲まないかもしれません。
それでもこまめに飲む習慣を付けて上げて下さいね。
また水分と同時に塩分も摂取すべき、と考えている人も少なくないようですが実はNGです。
運動をして大量に汗をかいた場合を除いて、普段の生活では食事で十分塩分を摂取できています。
過剰摂取にならないよう普通のお水だけで大丈夫です。
熱中症対策の飲み物!適当な温度は何度くらい?
水分補給は熱中症対策に欠かせませんが、その時の飲料水の温度はどれくらいが適当なのでしょうか。
暑い日なのでギンギンに冷やした冷たい飲み物が飲みたくなりますが、実はこれは大きな間違い。
冷たすぎるものを飲むと、確かに冷え冷えなので体は一瞬涼しく感じ覚えますが、内臓に負担がかかるので体に吸収されにくくなります。
そのため理想は常温か8度から15度くらいに冷やしたものがおススメです。
熱中症対策として水分補給しても、飲み物の温度を間違えるとあまり効果が得られないこともあります。せっかく予防するなら正しい温度で有効に活用してくださいね。
まとめ
熱中症はとても危険な病気です。
特に高齢者など免疫力が弱い人は死者が出るほど。
毎年耳にするので聞き慣れてしまいますが、たかが熱中症と軽く見てはいけません。
大切な家族の命はもちろん、ママの体を守るためにも安心して飲める手作り飲料水で予防していきましょう。
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