熱中症対策に飴が良いと言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか。
実際に夏によく塩飴を舐めている人も多いです。
効果があるのかどうかはさておき、大きな飴玉だと小さい子どもには心配ですよね。
そこで今回は熱中症対策に飴が効果があるのか、子どもにはどのような飴を与えたらいいのかを解説していきます。
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Contents
熱中症対策に飴が効果あるって本当?
熱中症対策に飴を食べる人もいます。
最近の飴は食べやすいようにタブレットになったタイプもあります。
しかしこの飴には、熱中症対策に効果はあるのでしょうか?
熱中症対策に飴は効果あるの?
結論から言うと、ある程度は効果が得られると考えられているようです。
薬ではなくあくまで飴なので、絶大な効果は期待しない方が良いですが、少しは効果的なのは事実なようです。
熱中症とは大量に汗をかくことで、体の水分と塩分、そしてミネラルも一緒に排出されてしまいます。このように体の中に必要な電解質がなくなってしまうと、様々な症状が現れます。
暑いと汗をかきますし喉も乾きますよね。この時、水だけを飲むとミネラル分は補給することができないので、ミネラル分を含んだ飴も同時に摂取すると、熱中症の予防に効果があると言えます。
ただ市販の熱中飴の注意書きをよく見てみると、「熱中症の予防、治療等の効果を保証するものではありません」と書かれてあります。
熱中飴という名前ではあるけれど、医薬品ではないので確実に予防するものではないと考えておきましょう。飴だけに頼らないと言うことです。
熱中症対策に飴!?子供にはどれくらいあげて良い?
熱中症の予防のために、飴を活用することは良いことが分かりました。
ただ塩分を多く含んでいる飴を舐めすぎてしまうと、塩分の取り過ぎによって高血圧の原因になってしまいます。
これは健康問題にかかわってきますよね。熱中症の予防に塩分補給は大切ですが、あくまで大量に汗をかいたとき、ということを忘れないようにしてください。
塩分を意識的に補給したいときの確認ポイント
・大量に汗をかいたとき。しかも長時間大量にかき続けたときです。
・汗をかいた腕を水洗いして汗を流したとき、腕を少しなめてみてしょっぱいと感じるくらいのとき。汗を流してもまだしょっぱいと言うことは、かなり塩分が失われた証拠になります。こんな時は積極的に塩分補給をしましょう。
どれくらいの塩分補給が必要?
水1Lに対して1gから2gの食塩の量が目安になります。
熱中症対策のためになめる飴は、1個なめたら200㏄の水を飲むと良いでしょう。
と言うことは、500mlのペットボトル1本に対して、熱中飴は2個まで大丈夫ということになります。昼間にスポーツなどで活動している場合は、例えば水1Lを水分補給するなら、熱中飴は5個までOKという計算になります。
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熱中症対策に飴!?人気の飴ならなんでも良いの?
熱中症対策として効果があると言われている熱中飴。
でも飴なら何でもいいわけではありません。それに飴と言っても種類が沢山あるので、どれを選べばいいか迷いますよね。
そこでおススメなものをご紹介します。
熱中症対策にオススメの飴
熱中飴
熱中症対策の塩飴。かなり酸っぱいですがクセになる酸っぱさです。
塩熱飴
発汗によって失われた栄養物質をバランスよく配合している飴です。
塩文字塩飴
塩味がそれほど強くないので、他の塩飴と比べて食べやすいでしょう。
まとめ
お子さんがいるご家庭だと、天気の良い日は外で元気に遊ばせてあげたいもの。
ただ熱中症も気になります。対策方法は様々ありますが、熱中飴もその一つです。
飴は手軽に出来る対策ですが、塩を少しいれた食塩水を飲むのも簡単で効果があります。楽しい夏が過ごせるよう熱中症対策をきちんとしましょうね。
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