米ぬかって聞いたことはあるけどどんなものなの?
と疑問に思っている方。
米ぬかは栄養満点、しかも美容や掃除にも活用できる優れものなのです。
今回は美容と健康に良く家の掃除にも使える、知られざる米ぬかパワーについてご紹介していきます。
Contents
米ぬかの利用法は?成分や効能はどれくらいある?
米ぬかと言うのは、玄米を精米するときに出てくる薄茶色の粉のこと。
この米ぬかには玄米の表皮と胚芽が含まれているので、とっても貴重な天然成分なのです。
それに米ぬかには玄米が持つ栄養分のおよそ90%以上が含まれています。
残念ながら私達が日頃食べている白米には、玄米の栄養素のたった5%しか残っていません。
ビタミンB1は白米の20倍、ミネラル豊富ということもあり米ぬかは栄養分の宝庫なのです。
玄米は体に良いとよく聞きますが、この栄養分は米ぬかに含まれていたのですね。
米ぬかを使った美容利用!洗顔や石鹸パックの作り方
昔から行われていた米ぬか洗顔。
100%自然由来なので肌に優しく、アトピー肌や敏感肌の人もツルツルにしてくれるようです。
そんな米ぬか洗顔の材料は米ぬかのみ。洗顔に使うときは乾煎りをして湿気を飛ばし、こしきやザルなどで振るっておくと良いでしょう。
米ぬかはスーパーやお米屋さんで売っています。ただしぬか漬け用の米ぬかだと調味料が入っていることがあるので、必ず米ぬか100%のものを使ってください。
米糠石鹸の作り方
石鹸として使う場合は、スプーン2杯くらいの米ぬかと、同じ量の水や牛乳と混ぜ合わせます。
程よく粘着度がついたら顔を水で濡らしてから、鼻やあごなど毛穴やざらつきが気になる箇所から、米ぬかでスクラブして軽くマッサージしていきます。その後は十分すすぎます。
米糠パックのやり方
米ぬかパックをするときは、米ぬか大さじ2杯と小麦粉1杯を混ぜて、ペースト状にしたものを顔にパックします。
好みのテクスチャーになるよう水分の量は調整しても構いません。
顔に塗ったら5分から10分ほど放置してその後流します。これで美肌の出来上がり。
米ぬかはお掃除にも使えるって知ってました?
米ぬかは食べたり、顔パックに使える他お掃除アイテムとしても活躍します。
米糠洗剤
例えば米ぬか洗剤。
米ぬかと重曹と水のみを使用したシンプルな洗剤です。それでも油汚れや錆までキレイに落としてくれます。
化学物質が一切含まれていないので手荒れもしないですし、小さな子どもがいるご家庭でも安心して使えます。
米糠でワックス
またフローリングの床は気が付くと汚れていたり、ツヤが無くなっていることが多いですよね。
そのため定期的なワックスがけが必要なのですが、米ぬかもワックスとして利用可能。
市販のものはベタつきやキツイ香りが気になりますが、米ぬかワックスは市販のワックスと変わらないツヤを出してくれて、キツイ匂いもなく清潔に保ってくれます。
昔はお寺や家の床磨きに使われていた、天然のワックスだったそうですよ。
米ぬかを使った美味しいレシピ
栄養満点の米ぬかを使った簡単レシピを二つご紹介します。
キャベツともやしの米ぬか和え
材料二人分
キャベツ2枚、もやし1/4袋、☆煎りぬか大2、☆醤油小2、☆味噌小2、☆砂糖大1
① キャベツをざく切りにし、お湯を沸かしたらキャベツともやしをさっと茹でる。ザルにとって水を切っておく。
② ボールに☆の調味料を入れてよく混ぜ合わせる。
③ ②のボールに水気を切ったキャベツともやしを入れてよく和えて完成。
米ぬか入り豆乳
材料一人分
豆乳150㏄、米ぬか大2、スキムミルク大1、黒砂糖大1強、シナモン適量
全ての材料を入れたらよく混ぜて、お鍋で温めたら完成。
まとめ
グルメに美容そして掃除にと毎日の生活に必要なシーンで活躍してくれる米ぬか。
一袋あるといざという時に役に立ちそうです。お値段も手頃なのでぜひ米ぬかを取り入れて、健康的な生活を楽しみましょう。
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