子どもによく感染する胃腸炎ですが、正式名称は「感染性胃腸炎」と言います。

胃腸炎で厄介なのが嘔吐や下痢のつらい症状です。しかも感染力が強いので、しっかり予防し気を付けていないとお世話をしている家族にも移る可能性が高い病気です。

そこで今回は、子どもが感染した場合の胃腸炎に関してその症状と、潜伏期間などについてご紹介していきます。

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胃腸炎の子供の症状はどんなものがある?

胃腸炎はその病原体が口から体内に入ることで感染する経口感染や、直に触れてしまうことで感染する接触感染などがあります。

一度病原体が体内に入ってしまったら、ある一定の潜伏期間が経過すると嘔吐が始まり、次に下痢の症状にわずか数時間で変化していきます。

胃腸炎の種類

・ウィルス性胃腸炎
・細菌性胃腸炎

またこの病原体にはウイルス性のものと、細菌性のものがあります。子どもがよくかかってしまう胃腸炎は、ほとんどがウイルス性でノロウイルスとロタウイルスが代表的です。

ノロウィルスやロタウィルスが原因の胃腸炎

どちらも年齢に関係なくかかってしまいますが、特に乳幼児に多く見られるのがノロウイルスです。きっと皆さんも一度は耳にしたことがありますよね。そしてロタウイルスは、毎年死亡例が報告されているくらい恐ろしいウイルスなので、もし症状が現れたら早急に病院で受診させましょう。

ノロウイルスが原因の胃腸炎は、嘔吐と下痢そして腹痛や発熱があり、便が白っぽくて酸っぱい臭いがするのが特徴です。ロタウイルスも嘔吐や下痢など似たような症状を持っているので、もしこのような症状が見られたらウイルス性の胃腸炎と疑いって、病院へ行くのが先決です。

ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス性の胃腸炎には、特効薬がないので十分休ませるなどの経過観察になります。

細菌が原因の胃腸炎

一方で細菌性の胃腸炎は腹痛と高熱が続く特徴があり、治療には抗生物質が必要になります。ウイルス性の胃腸炎と違って休ませていても自然に治らないので、注意してくださいね。

胃腸炎の症状が出るまで子供の潜伏期間はどれくらい?

ウイルス性胃腸炎の潜伏期間は、感染したウイルスによって変わってきます。

胃腸炎の潜伏期間

・アデノウィルス 5−7日
・ノロウィルス 10−48時間
・ロタウィルス 2ー3日

例えば夏風邪とかプール熱で知られているアデノウイルスの潜伏期間は、5~7日と長めです。喉が痛くなる咽頭炎や結膜炎、嘔吐や下痢の他にも症状が現れます。症状が落ち着いてくると2週間くらいかけて菌が便から排出されます。

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ノロウイルスの潜伏期間は10時間~48時間と感染するとすぐに症状が現れる胃腸炎です。ノロウイルスは食中毒になっても感染し、嘔吐や下痢の症状がかなり重くなるのが特徴で、秋から春にかけて流行しています。

次にロタウイルスの潜伏期間は2日~3日で、冬から春にかけて流行しています。ロタウイルスの感染者は9割が乳幼児と言われていて感染力が非常に強いので、保育園や幼稚園に入る前に予防接種を受ける方も少なくないようです。

出席停止になる期間は?

またママが気になるのが園の出席停止期間ではないでしょうか?

これは園によって違うのですが、共通して言えることが発熱や嘔吐、下痢の症状が完全に治まっていることが条件です。

ロタウイルスは表面的には症状が治まっているように見えても下痢が長引く場合がありますし、症状が治まってから白い便が出るという子どもさんもいるようです。園の出席停止の目安としては、発熱と嘔吐、腹痛が治まって普通の食事が食べられることが共通しています。

また中には医師から「通園許可証」をもらってくるようにという指示のある園もあるようです。自分の子どもさんが感染した場合には、通っている園に確認をとりましょう。

胃腸炎の症状は子供にうつることがある?

胃腸炎は風邪の一種でもあるので、かからないようにするためにはウイルスを持ち込まないことが一番大事です。

もしお子さんが幼稚園や保育園に通っていてそこで胃腸炎が流行していたら、帰宅したら必ずうがいと手洗いを徹底させて、外に出るときはマスクをつけさせましょう。それに子どもの間で流行っているからと言って大人は安心というわけではありません。

家族が感染を防ぐためには?

感染力が強いので大人ももちろん感染します。家族全員が感染するのを防ぐためにも、嘔吐したものは使い捨ての手袋をはめて処理し、決して直に触らないこと。掃除した手袋はそのまま廃棄します。また布団で嘔吐してしまった場合は、捨てることができないので単独で洗濯機で洗った後、乾かしてからアイロンをかけて熱消毒しウイルスを残さないようしましょう。

前述した通りロタウイルスには予防接種があります。2回接種と3回接種の2タイプがあり、あまり月齢がたってしまうと副作用が起きやすくなると言われているので、生後6ヶ月から8か月の間にすることとなっています。

まとめ

ウイルス性と細菌性の胃腸炎についてご紹介してきました。

ウイルス性は安静にしていれば自然に治っていく胃腸炎ですが、細菌性は安静にしても治らず抗生物質が必要です。嘔吐や下痢がなく腹痛ばかり訴えている場合は要注意です。

医者でも見落とすことがあるのでこの場合は血液検査をお願いするのが得策です。特に冬に嘔吐や下痢をしたら細菌性の胃腸炎の可能性もあるので覚えておきましょう。

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