肌を露出することが多くなる季節が近づいてきました。
海水浴や外でバーベキュー、キャンプなど楽しいイベントが盛り沢山ですが、日焼けには注意しないといけません。日焼けをすると肌が黒くなる人と赤くなって終わるタイプの人がいますが、その違いは一体何なのでしょうか?
そこで今回は、日焼けによって肌が黒くなる場合と、赤くなって黒くならない場合の肌の変化について解説していきます。
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Contents
日焼けで黒くなる人と赤くなるだけで黒くならない人の違いは?
夏はやっぱり気を付けていても、日焼けをしやすいシーズンです。
日に焼けると肌が赤くなりますよね。軽く赤くなって終わるのなら良いのですが、長時間日光に当たり続けると日焼けが痛くなったり、痒みがでる場合もあり酷くなると火傷と同じような症状が現れることもあります。
日焼けで肌が赤く火照るのは英語と同じでサンバーンと呼びます。また日焼けにはこの他にサンタンと呼ばれるものもあります。
日焼けはこの2つに分けられ、それぞれに特徴があります。サンバーンは強い日焼けで、肌が赤くなり強い痛みが伴われます。日焼けと簡単に言っても、強い紫外線を長く浴び続けることで皮膚にかなりのダメ―ジを与えることです。そのため火傷と同じ状態になることが多いです。
特に夏場は紫外線が強いので、長い時間浴び続けなくてもサンバーンになって赤くなることも多いのが現状です。赤くなった部分に痛みがあるとか、黒くなって皮がめくれてくるということも起こります。
ところで日焼けをすると肌が黒くなる人もいれば、赤くなって終わる人もいますが、日焼けしても赤くならないのは色黒の人に多いと言われています。
それは色黒の人は色白の人より肌のメラニン色素が多いので、紫外線の影響で赤くなってヒリヒリすることが少ないのが理由です。色黒の人はサンバーンが起きずすぐ黒くなる、つまりサンタンになる場合が多いようです。
色白の人が日焼けすると赤くなるのが目立ちますが、色黒の人は確かに赤くなることが少なくしかも目立ちにくいですよね。
日焼けでそばかすができないためのケアは?
日焼けによるシミ、そばかす…なんていう言葉をよく化粧品のCMで見聞きしますが、そばかすを防ぐには日焼けをしないことが一番。
外に出かけるときは日焼け止めを塗ったり帽子を被ったり、日傘を使うなど自分でできるケアは徹底しましょう。それでもうっかり日焼けをしてしまっても、焦ることはありません。そんな時はアフターケアで、シミとそばかすを防止しましょう。
日焼けした後のアフターケアのやり方
お肌が軽い火傷状態になっているサンバーンのときは、まず最初に患部を冷やすことが重要です。
その際冷たく冷やした水や、冷水に浸して冷たくしたタオルなどで日焼けした部分を冷却します。優しく押さえる程度で決して強くこすって肌を刺激しないようにしましょう。
こうして火照りが少し落ち着いて来たら、アルコール成分が含まれていない化粧水や、日焼け後のアフターケア専用のローションを塗ってしっかり保湿します。ローションの後はクリームなどで水分の蒸発を防ぐため、お肌に蓋をします。これでそばかすを防ぐことができますよ。
もし皮膚の表面の皮がむけてきたら、そこは触らず自然に剥がれ落ちるのを待つのが得策です。
また体の中からもシミ、そばかすができにくい体づくりが必要です。
日焼けをすると体の水分も奪われます。そのため外側から保湿をするだけじゃなく、水分補給も意識的に行って体の中も潤しましょう。そして肌の再生力を促進するために、ビタミンEとC、良質なたんぱく質が豊富な卵などの食品を積極的に食べることも有効です。
日焼けで黒くならないためにはどうしたら良い?
女子が一番気になるのは日焼けしても黒くならないお肌でいることです。
そこで必要なことが新陳代謝を活発にして、お肌のターンオーバーがスムーズにできる状況が理想です。まず日焼け直後のお肌は軽い火傷と同じで炎症を起こしています。そのためガーゼなどでくるんだ保冷剤や、冷たいタオル、お水のシャワーをかけるのも◎です。
それに日焼けは身体の中の水分も奪っていくので、身体は水不足状態です。紫外線の影響で肌は水分が足りないので乾燥します。そこで十分に保湿することが大切です。
肌が乾燥すると経験のある方もいるでしょうが、シミやシワが出来やすくなり老化が進んでしまいます。失った水分を取り戻すため水分補給も忘れずに。
また食べ物にも日焼けに効果のあるものがあります。ビタミンCはお肌の強い味方。
出来てしまったシミそばかすを目立たなくさせます。しかもコラーゲンをサポートする効果もあるのが嬉しいですね。
ビタミンCが多く含まれている食材
・レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系フルーツ
・苺やキウイなどのフルーツ
・ブロッコリー
・菜の花
・ピーマンにカブ
・カリフラワー
・大根
・じゃが芋
などの多く含まれます。
ビタミンEが含まれている食材
・アボガド
・大豆、ゴマなどのナッツ類
・胚芽
・オリーブオイルにホホバオイル
・鰻
・カボチャ
に多く含まれています。
ぜひ積極的に摂りたい食べ物です。
まとめ
若い時に日焼けをしてもすぐそばかすになることはありませんが、日焼けは10年後のシミとも言われています。
一度日焼けしてしまうと気にせずにはいられなくなりますよね。10年後の自分も自信を持って若々しく振舞えるよう、日焼けをしてしまったらすぐに今回ご紹介した対策を実行してみてくださいね。
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