発達障害という言葉が浸透して久しいですが、もし子どもがそのような診断をされたら早期療育が必要です。

地域によっては支援体制が整っている場所もあるので、親が安心してサポートが受けられるようになってきました。また発達障害はその子の「個性」として認めてあげることも大切ですが、脳機能に障害があるのでそのことはしっかり留めておくことが必要です。

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリースペシャル) [ shizu ]

他の子どもが難なく出来ることでも、発達障害の子どもには努力だけでは改善できないことが多々あります。だからと言って強制的にさせないことと、周囲の理解を得て環境を整えることが先決です。

そこで今回は、発達障害の子どもの年齢別の症状をそれぞれご紹介していきます。

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発達障害の特徴は子どもにどう現れる?発達段階では?

乳幼児がアスペルガー症候群のときの特徴

・生後6ヶ月前後くらいまでは、特に症状は何にも表れないことが多い
・泣きわめくようなことがほとんどないため、大人しくて育てやすい子と思われることもある
・表情が乏しくてほぼ笑わない
・乳幼児なのに抱っこ嫌いで、ママに抱っこされるのも嫌がる
・音の反応が鈍い

乳幼児がADHDのときの特徴

・稀にあるが、生まれた時から多動ではない
・乳幼児には多動性や不注意は普通に見られることなので、ADHDとして気付かないことが多い

小学生がアスペルガー症候群のときの特徴

味覚や臭覚が特に敏感なため、好き嫌いがハッキリしていることが多い。

まだ食べたことのない食材に対する不安が強い。

かと言って無理矢理食べさそうとすると、症状が悪化したり食事を摂ること自体が嫌いになってしまうので、食べてくれるものから勧めていくようにしていきましょう。そのため学校給食にはこだわらないで、弁当を持って行ってもOK。このような特性のある子どもには、自分で料理を手伝わせたり、食材を育てたりして食に対する興味を持たせることも効果的です。

また平仮名は苦手だけど、漢字は好きというアスペルガー症候群の子どもも多いようです。

漢字が得意なのはその子の強みになるので、親が伸ばしていきましょう。こういう子は漢字を書いたり読んだりすることに関心があるため、そのうち平仮名も書けるようになります。

小学生がADHDのときの特徴

ADHDは注意欠如多動性障害なので、授業中に静かに座っていることが困難です。

そのためしょっちゅう席を立ってしまいます。数十分も席に座っていることは不可能だと理解して、数分でも座っていられたら褒めてあげましょう。

またすぐに立って歩き回ることを減らすため、壁際や角など刺激の少ない座席にして、分かりやすい課題を与えるなどして環境を調節することが有効です。

アスペルガー症候群の子どもと違って、刺激を恐れているわけではないので、整理整頓された環境に馴染めないことがあります。このような場合は休み時間に思いっきり遊べるよう環境を整えてあげます。

発達障害の特徴 アスペルガーの場合

1.子どもは本来想像力がとても豊かだが、アスペルガー症候群の子はそれが乏しい
2.大人のような話し方をする
3.話す時に相手の目を見て話すのが苦手
4.コミュニケーション能力が低い。そのため相手の気持ちを察することが苦手
5.会話はかみ合わない
6.手足が不器用で、運動が苦手
7.手順にこだわる傾向がある
8.愛など実態のないものを理解できない
というような面がある一方で
1.興味のある分野ではすぐに理解して、またそれに対する高い能力がある
2.特定の物事に異常な興味を持つ
3.文字や日付、記号を覚えるのが得意
4.絵画や計算など特定のものに才能を持っている
という天才肌の面があるのが特徴です。実際に世界的に有名な物理学者や数学者など、天才と呼ばれた人たちの中にはアスペルガー症候群の人が多くいたとも言われています。

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発達障害の特徴 ADHDの場合

1.短時間でも集中力を保つことが難しい
2.物を無くしたり忘れることが多い
3.ルールを守ることが困難
4.分かっていても、指示されると従わない
5.考えてから行動という行為が出来ない
このように見た目だけでは判断しずらいのがADHDの特徴です。

発達障害の特徴 自閉症の場合

自閉症の子どもは集団生活がとても苦手です。

他人と馴染めないので自分の好きなことだけに集中する傾向があります。

このため成長しても一人遊びが好きで、臨機応変な対応も苦手です。また自分が思っていることや相手の気持ちを言葉にすることや、想像力も乏しい子どもが多いようです。

発達障害の特徴 学習障害(LD)の場合

1.文章を理解して読むことができない
2.文章は理解できるが、書き写すことができない
よくあるのが鏡文字になってしまうことで、自分で書いた文字なのに読むことができません。
3.数が苦手
数が多い少ないなどの概念が分からない。
4.日付や位置が認知できない
このため昨日、明日、明後日を間違えることがありますし、右を向くという指示が分からない子もいます。

まとめ

発達障害は脳の機能障害のため何か特効薬があるわけでもありませんし、治療すれば治るというものでもありません。

ただ早期発見が出来れば、接し方や環境を整えてあげることで、少しでも生きやすい生活環境に修正することは可能です。

これで子どもに肯定感を与えて、早くに自分らしく生きていく方法を考えていくこともできます。認めて理解してあげることが大切なのです。

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