土用の丑の日と言えば、うなぎを食べることが風習になっていますね。
うなぎ好きの私としてはこの日を非常に楽しみにしているのですが、一方でうなぎが苦手な人、アレルギーの人、または小さな子どもはあまり好きじゃない場合も多いでしょう。
それに土用の丑の日は、うなぎじゃなくては絶対ダメというわけではありません。「う」の付く食べ物なら何でもOKなのです。
そこで今回は、うなぎ以外の食べ物についてご紹介していきます。
Contents
土用の丑の日にうなぎ以外でも良いの?
一般的に土用の丑の日はうなぎが定番になっていますが、うなぎ以外に「う」の付く食べ物や黒いものを食べる風習もあります。
夏本番の土用の丑の日には、夏バテしないようにうなぎや「う」の付く食べ物を食べて乗り切ろう、という先人たちの知恵があるようです。
昔からうなぎの他に瓜や梅、うどんなどを食べる慣習もありました。
水分の多い瓜科の植物にはキュウリがありますし、梅はさっぱりしています。
冷たいうどんはのどごしがつるんとしていて良いですよね。どれも暑い夏にはピッタリの食材です。
ちなみにうどんは消化吸収が良いこと、瓜は消化液の分泌を促進する、梅干しは疲労回復に効果があります。
この3つの食材は古くから言い伝えられている夏の定番食。更に現代の「う」の付く食べ物には、牛のレバーやウズラの卵が挙げられます。
レバーもウズラの卵もうなぎに負けないくらいビタミンが豊富で、栄養価が高い食材です。
体調を崩しやすいときやスタミナを付けたい!という時におススメの食べ物です。
土用の丑の日にうのつく食べ物とは?
うなぎアレルギーの人や苦手な人、食べたいけど高価で買えない、また子どもが小さいので食べられないという方もいると思います。
土用の丑の日はうなぎに固執しなくても大丈夫。
本来の意味は「う」の付く食べ物を食べて、無病息災を願うという意味があります。
極端に言えば「う」が付く食べ物なら何でもOKと言えるでしょう。
例として
ウズラの卵
うど
温州ミカン
牛(牛肉)
馬(馬肉
うるめのイワシ
うぐい
うるち米
ういろう
うぐいす餅
などがあります。
こうして見ると結構「う」が付く食べ物は沢山ありますね。
また栄養価は高くはありませんが、他にも
ウニ
ウインナーソーセージ
ウーロン茶
うなぎパイ
うなぎパン
などお菓子類もあります。
食べ過ぎはいけませんが、パンやお菓子類なら子ども達は喜んで食べますね。
土用の丑の日におすすめのレシピ
土用餅
つまりあんころ餅のことです。
昔から小豆は厄除けになると言われていて、お餅は力持ちになるという語呂合わせをされています。
この二つを組み合わせたあんころ餅を食べることで、無病息災で一年を過ごせるという風習が、江戸時代から始まったそうです。
あんころ餅は手作りしても簡単ですし、お店で買ってもお値段は手頃。どこのスーパーでもたいてい売っているので手に入りやすいですね。
土用しじみ
夏が旬のしじみ。
しじみは栄養価が高いので滋養食として良く知られています。
しじみの味噌汁や酒蒸しなどおつまみにもピッタリ。夏バテ防止に効果があることはもちろん、肝臓の機能も助けてくれるので、お酒をよく飲む人にもおススメです。
暑い夏は冷たいビールが美味しい季節でもあります。
しじみが肝臓を労わってあげましょう。
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土用卵
卵はいろいろな栄養が豊富な栄養食品。
昔の人も滋養食としてよく食べられてきました。元々は鶏が有精卵を産む時期と土用の丑の日が近いことから、土用の丑の日に産まれた卵を土用卵と呼ばれるようになりました。
ただ有精卵ではなくても、一般的に売られている無精卵でも栄養価は同じなので変わりません。
卵料理のレシピは何千個もあります。
お好きな卵料理を作って暑い夏を乗り切ってくださいね。
まとめ
土用の丑の日にうなぎ以外でも食べる物が沢山ありました。
暑いと食が細くなりがちですが、「う」の付く食べ物を食べてしっかり体力をつけましょう。
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