甘くてジューシーな美味しいトウモロコシ。
子どもも大人にも愛されている食材ですよね。夏は旬なので特に甘くて美味しいトウモロコシが食べたくなります。あんなに甘いのに野菜として分類されるトウモロコシですが、カロリーも気になるとことです。
そこで今回は、トウモロコシの栄養やカロリーについて解説していきます。
Contents
トウモロコシは炭水化物なの?それとも野菜か?
夏の時期はよくトウモロコシを食べる機会が増えます。
個人的に茹でトウモロコシが好きですが、BBQをするときは焼いて頂いています。ちなみに北海道ではトウモロコシを「とうきび」と呼ぶのが一般的です。甘いので子ども達も大好きですが、トウモロコシは実は野菜です。
世界三大穀物とも言われていますが、その主成分は炭水化物になります。
つまり糖質とタンパク質が多い高カロリーな野菜なので、主食にしている国も沢山ありますよね。
トウモロコシの主な栄養
・ビタミンB1、B2
・ビタミンE
・葉酸
・ミネラル
・食物繊維
これらが豊富に含まれています。
ビタミンE
特にビタミンEはアンチエイジングや動脈硬化、高血圧、狭心症を予防してくれる栄養素です。
ビタミンB1、B2
またビタミンB1とB2を積極的に摂ることで新陳代謝が良くなり、疲労の回復も早まります。
食物繊維
それに食物繊維には便秘解消効果があるので、余分なコレステロールを排出してくれて動脈硬化を予防します。
野菜だけど成分は炭水化物というちょっと変わった分類になってします。
トウモロコシの栄養と炭水化物含有量
トウモロコシの主な成分は炭水化物とご紹介しました。
他にも新陳代謝を促すビタミンB1やB2、そして美容効果の高いビタミンEに鉄分や葉酸まで含まれている、実は栄養価の高い食材なのです。
私がよく経験したのが、トウモロコシを食べながらジュースなどの水分も沢山飲むとお腹を下してしまったこと。トウモロコシの粒の皮には食物繊維が豊富に含まれていて、これはセルロースと呼ばれます。
トウモロコシにはセルロースがさつまいもの約4倍もあります。セルロースは体の中で分解したり吸収されないので、そのまま排泄されます。
カロリーは高いのですが、セルロースのおかげで体内に吸収されるカロリーは減るのです。一本食べるくらいならお腹の掃除に丁度いいですが、大量の水分と一緒に食べてしまうとお腹を壊してしまうので注意してくださいね。
トウモロコシ!炭水化物一本取るとカロリーはいくら?
甘味が多くその成分のほとんどが炭水化物のトウモロコシですが、そのカロリーは一体どれくらいあるのでしょう?
100g当たり約100kcalと言われています。
同じ重量で比べてみると、さつまいもは134kcalで白米は168kcalなので他の食材よりは低いです。
また一般的に食材は茹でるとカロリーを抑えて調理することが出来ますが、トウモロコシの場合は反対にカロリーが上がります。これは生のときより重量が増えるので、加熱することによって糖質の量も上がるのだそうです。ただ大幅にカロリーアップするわけではないので気にしなくても大丈夫ですが、特に糖分の高い品種だとカロリーがかなり変わる可能性があるでしょう。夏が旬のトウモロコシですが食べ過ぎには注意したいですね。
まとめ
トウモロコシは甘いのでダイエットには向いていないと思っていましたが、意外と栄養価が高く食物繊維も豊富なことが分かりました。
ビタミンB2は成長を促す効果もあるようなので、子ども達にぴったりなおやつにもなります。
それにトウモロコシのヒゲ茶をご存知ですか?
ヒゲ部分には漢方に使われるくらい高い栄養素が含まれています。浮腫みを解消したり膀胱炎、尿道炎に効果があるようです。
またトウモロコシの栄養素は冷凍してもそれほど変わらないので、おやつにしたりトッピングに使ったりぜひ手軽に取り入れてみて下さいね。
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