母子分離不安という言葉を聞いたことがありますか?

お子さんをお持ちのママさんはお子さんが母子分離不安によって、もしかしたら学校へ行けなくなっている場合があります。

今回は、その母子分離不安の原因と対応について我が家の経験をもとにまとめていきます。

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母子分離不安とは一体どんなことを言うの?

母子分離不安とは一体、どんな状態をいうのでしょうか?

母子分離不安というのは、どの子にも起こりうることなので「母親から離れることに強い不安を抱き、またその状態が続くこと」であると言われています。

お母さんの周りから離れられず、おトイレまでついていったり、遊びに連れ出してもお母さんの側から断固として離れなかったり、3歳までをピークとして子育て中のどのお子さんにも起こりうる状態です。

小学生になって起きる母子分離不安

幼児期の母子分離不安は起こるべき現象なのですが、近年では、幼少時ではなく小学校入学などをきっかけとして母子分離不安が起きるというケースが見られます。

学校で一人になると極度の不安が襲ってきたり、一人で登校ができなかったりします。

幼稚園までは元気で登園できていたのに、小学校へ上がった途端や低学年で母子分離不安を引き起こすお子さんも増えています。

母子分離不安の原因は?小学生で不登校の可能性も・・・

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ずっと一緒にそばにいて、子供と向き合ってきたのに・・・なぜ不安な気持ちになるのだろう?なぜ一人ですることが嫌なんだろう?

私も娘が習い事を一人で参加できなかった時にそう感じていました。

みんな、嬉しそうに沢山の習い事をしている。

でも、うちの娘は家で親と一緒のピアノだけしか習い事をしない。

ダンスが好きなのに、教室に入って一人になると思うと猛烈な勢いで拒否をする。

何故だろう?

ずっと疑問に思っていました。

子供が小学校へ通い始め、お友達とのいざこざをきっかけに登校を渋るようになりました。

10日ほど学校をお休みし、このまま不登校になってしまうのではないか?そうなると子供はどうなる?と非常に心配し、協力的でない夫に苛立ちを感じ、心身ともに疲れ果てていました。

どうして子供が行き渋りを始めたのか外部からの原因を探していましたが、ふと目に付いたのが「母子分離不安」という言葉。

・一人での習い事を嫌がる娘。
・良い子で聞き分けがよく、我慢する性格。

学校が始まりルーティーンをこなすことで一生懸命になり、娘と一緒に過ごす時間は小さな頃より確実に減っていました。

小さな頃は一緒に入っていたお風呂も弟と一緒だと狭いので、子供達だけで入らせるようになりました。

遊ぼ〜という声にも、家事があるから「後でね」ということが増えていました。忙しい中でワガママを言う我が子をきつめに叱ったこともあります。

娘は、寂しかったのかもしれません。

一生懸命愛情を注いで、可愛がっていると思っていても、学校から終わったら家事雑用に追われてお母さんはあまり遊んでくれない。

すぐに寝る準備になって、また学校へ行く。

弟はずっと一緒にお母さんと一緒に家で遊んでるんだ。

じゃあ、学校では嫌なこともあるし私も学校へ行くのをやめる。

そうやって、色んな理由をつけては学校を休むようになったのかもしれません。もしかしたら、見当違いなことを書いているかもしれませんが、一つの要因であるのではないかなと思います。

それに加えて、弟の病気発覚。我慢していたところに、さらに我慢をしないといけない・・・学校でも嫌なことをする友達がいる、やりたくないことをやらされる、、、そうやって思いつめてお腹が痛くなり、学校への行き渋りが始まったのかなと今では感じています。

母子分離不安への対応を我が家がしたこと

母子分離不安が起こってしまったら、どうしたらいいのか?

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母子分離不安の対処法

対処法として我が家がしたことですが、

・スキンシップをたくさん図る
・子供を承認する
・感情を共有する

スキンシップをたくさん図る

まずは、大きくなってからやめていたお風呂を一緒に入ることにしました。お風呂に入る時、いつも子供達でワイワイと30分以上遊んでいるのですが、私も一緒に入るようにしてお風呂遊びに参加するようにしました。

また、「抱っこして」と娘が甘えてきた時には、家事の途中でも「後でね」とか「ちょっと待って」と言わずにすぐに「いいよ」とやっていることを中断してでも、すぐに娘の要求に応えてあげるように変更しました。

子供の「遊んで」という要求には、出来るだけ答えるようにしながら、食事の準備をしている場合は娘に一緒にできることを手伝ってもらい、親子で何かをするという体験へと工夫しました。

子供を承認する

娘や息子を育てる時に気をつけていたのは、否定的な言葉を使わないということです。そして、「大好き」と愛情表現をしっかりと言葉にして伝え、出来たことは褒めて承認欲求を満たしてやることでした。

しかしながら、それだけでは足りなかったのかもしれません。

出来たことだけを認めてやるのではなく、頑張っていることや我慢できたこと、出来なかったけどトライしようとした心など、色々な角度から承認してやる必要があり、私にはそれが足りていなかったのかなと感じ意識的に変えることにしました。

感情を共有する

こどもは嫌だったと感じたこと、行きたくない、嬉しいなど色々な感情を抱きながら日常生活を過ごしています。

感情をママに伝えてきた時には、きちんと受け止め共有してあげることが必要なのです。

我が家が対応した結果

学校への行き渋りを始め登校拒否を10日程度続けた娘でしたが、上記のことを意識しながら取り組んでいき、学校へ行きなさいと焦らせずに待ち続ける姿勢を見せていくと、学校を休み始めて20日後に学校へ行ってもいいかもしれないという心境の変化を起こし始めました。

学校へ行きなさいという周りからのプレッシャーも全てはね退け、「嫌なものは嫌でいいよ!なんなら学校もずっと休んでいい、いつだってお母さんは味方だからね。」としっかり伝える努力は惜しみませんでした。

自宅でお母さんがきちんと自分を受け止め向き合ってくれていると感じたからなのでしょうか。

ある日、娘は、緊張しながらも学校へ向かい、お友達に笑顔で迎えられ、先生に笑顔で迎え入れられ、教室の中へと入ってきました。

朝起きて、学校へ行かない自分に罪悪感を抱いた表情をすることもなく、泣くことも学校を嫌がることもお腹が痛いと訴えることもなく、弟を朝起きて抱っこして笑い声をあげながら、機嫌よく準備し登校することができました。

まだまだ、これから行かない!ということが起きるかもしれませんが、その都度、娘と向き合って対処していきたいと思います。

学校へ行かない間の考え方

学校へ行かない時間は、母にとっても娘にとっても重苦しく、どこか何か悪いことをしているような感覚になってしまいます。

そもそも、親は子供に教育を与える義務はありますが、子供が学校へ行かなければいけない義務はありません。なので、子供は学校に行かなかったからって、罪悪感を覚える必要はないんです。

不登校や学校拒否を選択したお子さんに、怒りや世間への罪悪感を抱く必要はないのです。

子供のペースで、子供に寄り添い、傷ついた心を癒し、寄り添ってくれる絶対的な安心感を頂いた時に子供は外の世界へとまた挑戦してくれることでしょう。

それまではすごく長く暗いみちのりに思えますが、子供と向き合い待ち続ける姿勢を貫けば明るい道が開けてくると思います。

まとめ

子育てをしていく中で、最初から完璧なママである人はいないでしょう。

大切なのは、問題が起きた時に子供と向き合い、子供の訴えを受け止め、どうやったらより良い方向へと子供を導いてやれるのかを考えていくことだと思います。

自分の保身や楽な方法へ子供の気持ちを押さえつけて無視するのではなく、どんな困難な方向だとしてもきちんと親が子供と向き合えば子供はそれに答えてくれるのではないでしょうか。

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