赤ちゃんの成長をサポートするには欠かせないのがミルクや母乳ですが、毎日ごくごく飲んでくれたらママも安心なのに、、、ある日、突然泣いて飲まなくなったり、ちょっとしか飲まなくて寝てしまったり。
このまま飲まなくても大丈夫なの?とママも不安になってしまいますよね。今回は、赤ちゃんがミルクを飲まないで泣く原因や月齢別のミルクの目安や解決策などをまとめました。
Contents
赤ちゃんがミルクを飲まないで泣く原因は?
赤ちゃんが突然、ミルクを嫌がって飲まないで泣いてしまうことがあります。そこで、初めての赤ちゃんを持つママはどうして良いのか分からずに慌ててしまうものです。
ミルクを飲まなくて体重が減り始めてしまったら、いてもたってもいられません。まず、赤ちゃんがミルクを飲まないのはなぜか?という原因を見ていきたいと思います。
赤ちゃんがミルクを飲まない原因
・ミルクの味が好きじゃない
・哺乳瓶の口が合わない
・温度が適温ではない
・お腹がいっぱいでもういらない
・風邪など体調が悪い
ミルクの味が好きじゃない
赤ちゃんでも味に好みがあるようで、あるメーカーのミルクだったら飲むけどこっちじゃ嫌だ!という好みがあります。私の娘も混合で育てたのでミルクを足していましたが、メーカーを変えると嫌がって飲まない時期がありました。
今まで飲んでいたのに嫌がるようになった場合は、もしかしたら味覚が変わってきているのかもしれません。いくつかのメーカーの種類を変えて試して見ると良いでしょう。
哺乳瓶の口が合わない
赤ちゃんは成長するにつれて、吸引力も強くなってきます。新生児の頃は吸っても沢山出ないようなスパウトになっているので、月齢が上がってくるとそれでは物足りなくなり、泣いてママに知らせてくれます。
もう少し大きめの口に変えてみるとか、逆にむせるようなら大きすぎたりするので、何個か用意して使ってみてください。大抵の市販の哺乳瓶は、口のスパウト部分だけを交換できるようになっているので経済的です。
ミルクの温度が適温ではない
ミルクの温度が適温ではない場合、赤ちゃんは泣いて嫌がります。熱すぎたり冷たすぎたりすると、嫌がります。
腕の腹の部分に数滴垂らして見て、熱すぎず冷たすぎずの人肌が適温です。もし熱すぎた場合は、水を張った鍋などに入れて周りを冷やせば、早く冷めて赤ちゃんを泣かせて待たせなくても良いですね。
お腹がいっぱいでもういらない
赤ちゃんは消化器官がまだまだ未熟なので、消化不良を起こす前にミルクの飲みが減ることがあります。胃に負担がかかっているということなので、飲まなくても機嫌がよかったり、よく寝るようだったら、飲むだけ飲ませて無理やり飲ませる必要はありません。体重が著しく減っている場合は、小児科医に相談してください。
風邪など体調が悪い
風邪などを引いて体調が悪かったりすると、ミルクを飲まなくなってしまいます。また便秘が続くとお腹が張ってミルクを飲まなくなるので、具合が悪いなと感じたら病院へ診察してください。
生後2ヶ月や3ヶ月でミルクを飲まないのはなぜ?ミルクの量
生後2ヶ月から3ヶ月になると新生児とは違って、吸引力がついてきます。そこで、スパウトの口が合わなくて、もっと沢山ミルクを吸える口を欲しがって泣く場合があります。哺乳瓶を吸ってイラっとして泣いているようだったら、スパウトの口を変えてみると良いでしょう。
また、この頃から特定のメーカーのミルクなら飲むといったように好みが出ることがあります。そこで、いつも飲んでたからと固定観念でとらえることなく、嫌がり始め、普段の機嫌も悪いようであればお腹が空いているということなので、ミルクを変えてみることもかんがえてみてください。
赤ちゃんがお腹が空いているサインは?
オムツも替えて、寝かしつけようとしても全然寝ない、抱っこでも騒ぐという場合の赤ちゃんは、お腹が空いている可能性が高いです。
私の子供たちが赤ちゃんの頃は、お腹がすくとよく二の腕に吸い付いてきました。そして、顔の目の前に人差し指を出し、赤ちゃんの口の端に手を当ててやると顔を手の方向に向け、反対の口の端に手を動かした時にまた赤ちゃんの顔も動くようであれば、お腹を空かせているサインです。同様のことをお腹がいっぱいの時にしても無反応なので、解りやすいサインの一つにしてください。
生後1〜2ヶ月に与えるミルクの目安
120ml〜160ml程度を1日5〜6回
生後2〜3ヶ月に与えるミルクの目安
120ml〜160ml程度を1日5〜6回
生後3ヶ月〜4ヶ月に与えるミルクの目安
200mlを1日5回程度
生後5〜6ヶ月でミルクを飲まない赤ちゃんの場合
生後5ヶ月や6ヶ月頃から混合でミルクをあげている赤ちゃんは、哺乳瓶を嫌がり始めたりします。逆に母乳を一切受け付けず完ミになる場合もあり、哺乳瓶を嫌がった場合には母乳に切り替える必要が有ります。私の子供たちも6ヶ月を境に哺乳瓶を嫌がりだし、完全母乳となりました。
離乳食の始まりにより量が減少
離乳食が始まるのが丁度、生後半年頃です。食欲旺盛な子や食が細い子など赤ちゃんによって色々と個性が出てくる頃です。
離乳食を喜んでよく食べている赤ちゃんは、お腹がいっぱいになってミルクの量が減ってしまう場合があります。そこは心配しなくても大丈夫!きちんと離乳食を食べているようであれば、多少ミルクの飲みが少なくても問題ありません。ただし、水分が足りなくならないように麦茶やお水などを適度に与えてくださいね。
生後5ヶ月から7ヶ月に与えるミルクの目安
200mlを1日5回程度
ミルクを飲まない場合は、そのままでも良いの?
赤ちゃんの機嫌が良く、おしっこの出も良く、よく眠るようであればミルクが規定の量より多少減ってしまっても神経質になる必要はありません。ただし、日中水分補給をしっかりとさせるために、麦茶や果汁などを与えておいてください。
1日中機嫌が悪かったり、あまり寝なかったりという時はミルクの量が足りていない場合が考えられます。または体調不良ということもあるので、医師に相談してみてください。
まとめ
赤ちゃんの子育てでは、1日1日規則的に同じ量のミルクを飲む・・・という訳ではなく、「今日はあまり飲まなかったけど昨日たくさん飲んだからだわ」など1週間や2週間の長めのスパンでトータル分量を考えるようにしてください。
自分が考えているようには進まないのが赤ちゃんとの生活です。にこにこ笑って、よく寝て、元気であるなら多少の誤差は許容範囲!とおおらかに構えておくと、周りの赤ちゃんと比べて心配したりイライラしたりということが減る気がします。
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